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一見すると同じような形状をしている鍵ですが、よく見みるとわずかな違いがあることに気がつくはずです。そしてその違いの中でもかなり大きなポイントとなるのが、鍵のブレードと呼ばれる部分、つまりギザギザがついている部分だと言えるでしょう。自動車の鍵などはギザギザの部分が2方向であり、左右対称になっていますし、玄関の鍵などは多種多様でギザギザが1方向のものもあれば、2方向で左右非対称のもの、3方向のもの、さらに4方向のもの、そもそもギザギザがなくブレードにクレーターのような穴が開いているものまで本当に様々です。さて、そのような鍵のギザギザについての話なのですが、実は4方向にギザギザがついている鍵は、従来の鍵に比べて高い防犯性を持っているのをご存知でしょうか?

なぜ4方向にギザギザがついている鍵の防犯性能は高いのかというと、その答えはある意味で簡単な理由があります。それは、4方向にギザギザがついている鍵は複雑であることから鍵穴の方も複雑にする必要があります。そのため、ピッキングなどの鍵穴を無理やりこじ開ける行為が行いにくくなるのです。

鍵穴の構造は、皆さんもご存知だと思いますがシリンダーというものがあり、そこに鍵が入ってシリンダーが整列することによって解錠できるような仕組みになっているのですが、4方向にギザギザがついている鍵はシリンダーが上下左右全て整列しなければならないので、ピッキングをするのが難しくなります。そのため、鍵穴はブレードのギザギザ、溝が多いほど防犯性が高いと推測して良いでしょう。ただ、クレータータイプの鍵はまた少し別の理由で防犯性が高いですが、ここでは説明は割愛させていただきます。

鍵の購入などを考える際にも、この鍵のギザギザの方向の多さと防犯性能の関連性の違いについて参考にしてみるのも良いでしょう。そうすれば用途に合わせて、失敗の無い鍵の選び方ができるはずです。